長い間、会社に評価されずにいると
「俺が正しんだ!あいつらはわかってない!」
といった感情が溜まり、
「こんなに頑張っているのに!なんで給料上がらないんだ!」
となりがちです。
でも、大体のことは数学の答えではないので、100%間違い、100%正解なんてものはありません。
頭ごなしに否定するのも、俺が正しいんだ!と言わんばかりに提案するのもおかしなことなんですよね。
今日は自分に対する会社の評価が不満で、ストレスを溜めている方に、今の会社に留まるか転職するかを冷静に判断してもらう為に、私が伝えたいことが3つほどあります。
Index
良くも悪くも会社のベクトルにマッチした従業員を会社は高く評価する
サッカーの監督に就任したとして、ワールドカップで優勝するチームを作るとします。
優勝するために戦略を練ります。監督はその戦略にあった選手やコーチ、必要な情報集めます。
選手に画家がいれば戦略を共有するミーティングで躍動的な絵をホワイトボードに描いて、イメージを共有しやすく指揮が高まるかもしれませんが、そんなことよりもサッカーの技量が高い選手を採用したほうが、試合を戦略通りに事を運びやすいでしょう。
サッカーがプロ並みの画家がいれば別ですが...求めるスキルの優先順位が違います。
サッカー選手に画家は必要ありません。
コーチが看護師であれば、万が一に備えらえるかもしれませんが、そんなことよりも選手それぞれの長所短所を見抜いて、長所を伸ばし短所をカバーするメニュー作りに長けたコーチを採用したほうが選手は育つでしょう。
病院Aと病院Bの入院患者同士の試合なら必要だと思いますが...求めるスキルの優先順位が違います。
コーチに看護師は必要ありません。
やはり、評価には目的に沿った優先される項目がありますよね。
優先順位の低い評価項目で高い点数を出している社員より、優先順位の高い評価項目でまぁまぁの点数を出している社員のほうが欲しい人材なわけですから評価が高く求められる成果も出すでしょうから昇給もするわけです。
今いる会社のベクトルに合わせられないなら、無理に合わせる必要はない
サッカーが好き。
だけど、サッカーは人並み、絵はプロ並みでサッカーに携わりたいのであれば、画家としてサッカー選手の絵を書いて、それをプリントした公式グッズを作ってもらうとか、サッカー雑誌に載せてもらう方向に頑張ればいいだけで無理にサッカーチームに所属する必要はありませんし、所属したところでだれも得をしませんね。
生活するにはお金が必要です。
上の例は極端ですが、得意な事で生活をしながら、好きな事に生かす方法は必ずあるはずです。
好きだからと言って意地になって周りより不得意なものにしがみついても本気でそれを仕事にしている人達に迷惑をかけますし、スキルが伸びないので評価もされず地獄です。
特に歳を重ねれば重ねるほど...
まぁ...経験が少ないうちはただ殻を破れてないだけで破れれば逆に得意なことになることもあるので、悩んでいる方は狭いコミュニティーでの評価はあまり気にせず、違う種類のいろいろな人の話を聞いて、客観的かつ冷静に判断してほしいです。
退職なんて大袈裟なことをするまでもない場合もあります。
健康な人なら休みの日にとにかく自分を知る為の行動をしましょう。
休みの日も、ぐったりしていて精神疾患を疑うような体調不良なら診断書をもらって、先ずは休職することです。
そして、自分の本質を知って、その本質を活かせるベクトルの中に身を置きましょう。
スズメが海外が好きだからと渡り鳥の仲間に入っても疲弊するだけじゃないですか。
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逃げるは恥だが役に立つ
以前、会社と自分のベクトルが違うことに気づいて、会社のベクトルにあわせようと努力しましたが、合わな過ぎて頭が壊れました。
会議中に恋ダンスをし始めるところでした(笑)
会社が100%悪いわけではありません。
自分の得意不得意を見極めずに内定に飛びついたり、過去の経歴にこだわり過ぎた私の過ちでした。
結果、ストレスで体調を崩しましたが、障碍者手帳を持つほどのダメージはありませんでしたし、今はしっかりと自分と向き合うことによって昨日よりも今日のほうが自分らしくいられる気がしています。
冷静な判断をする為に伝えたい3つの事
- 良くも悪くも会社のベクトルにマッチした従業員を会社は高く評価する
- 今いる会社のベクトルに合わせられないなら、無理に合わせる必要はない
- 逃げるは恥だが役に立つ
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます!
あなたが素敵な人生を送れますように!

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