あなたは考えるときに白か黒かの二択のような二元的な選択肢で物事を判断しようとしていませんか?
それ、危険です。
その考え癖を続けると以前の私のように精神疾患を抱えてしまうかもしれません。
今回は、【大愚和尚(たいぐおしょう)の一問一答】の動画の中で【両忘(りょうぼう)】について話されているのですが、私が精神疾患を手放したときのノウハウに通じるところがありましたのでご紹介します。
大愚和尚の一問一答の動画と要約
動画の要約を動画の下に書きましたが、私の解釈も含まれ正確ではないかもしれないので、正確な内容が知りたい方は動画をご確認ください。
▼ 先々の悩み不安を解消するために今集中すべき○○とは!?
今の会社で留まるべきか、それとも違うことをやるべきか。
今の家庭を大切にするべきか、それとも離婚するべきか。
いずれも両極端であり、二元的な考え方です。
まずはその両極端を離れてみてはいかがでしょうか。その方法としては、今、自分が生きていることに、正面から腹を据えて向き合ってみるのです。
「今、その場所で」自分が自分の能力をもって最大の心配りができることはなにかを考えてみてください。
小さなことでも構いません。
自分ができることを見つけて、やってみることです。会社と家庭の人間関係は、決して違うものではありません。
なぜならどちらも、自分で作っている関係だからです。
自分が人間関係におけるマイナスの要因を持っている限り、どこへ行っても同じ問題が起こります。最大の心配り、愛情とはなにかを考えること。
それは決して能力の問題ではありません。
とにかく、小さいことを積み重ねることです。
それが、思考停止状態に陥らない最善の方法であると言えます。
「あれかこれか」ではありません。
今、自分ができることをやるかどうかです。
小さいことを、しっかりとやりましょう。
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なんでも二元的な選択肢で判断していると頭が狂う
精神疾患を抱えてしまったときは何に対しても、二元的な選択肢で考える癖がついてしまっていました。
動画内で紹介されていました【両忘(りょうぼう)】。
白か黒かへのこだわりを捨てる禅の言葉...自戒も込めてメモしておきます。
二元的な選択肢しか見えていなかったので、どっちも現実的な選択肢では無い為、迷っている時間が長くなり時間を浪費してしまいました。
結果的にどちらも選択せずに終わったり、極端な選択肢なのでどちらを選択しても、なにかしらのトラブルを招くようになりダメダメな状態でした。
動画に出てくる質問者さんも当時の私も似た状況だったのではないかと思います。
これを読んでいるあなたは大丈夫ですか?
仕事が出来る人っていうのは、使える時間や人員やスキル等のリソースを把握して、それを考慮した条件付きのYESをお客さんに提示できるのだと思います。
当然と言えば当然なのですが、視野が狭まるところまで狭くなっていた当時の私にはなぜかそれが難しかった...
その時の経験から二元的な考え方は身を滅ぼすことを学びました。
今できることを積み重ねるだけ
書いていて気づきましたが、動画内で大愚和尚が仰っている『今できること』や『小さいこと』がまさしく『使える時間や人員やスキル等のリソースにあった今できること』ですよね?
なるほど、なるほど...間違っていなかった。
まとめ
というわけで、二元的に考える癖のある方へ人生を好転させるアドバイスは以下の通りです。
- 二元的な考え方をしているなと気付いたら【両忘】を思い出す。
- 二元的な考え方は極端であるがゆえに、迷う時間も多く、どちらを選択してもトラブルを招くのは当然の結果だと理解する
- 今の使える時間、体力、お金、スキルなどのリソースを考慮して出来る限りのことをやって、それを積み重ねることで最大の心配りや愛情を示すことをやってみる
では、私たちが心にもっと余裕のある人生を歩めますように。
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大愚和尚の一問一答で紹介された心に残る言葉集
このページではYouTubeチャンネル【大愚和尚の一問一答】内で紹介された心に響く仏語や禅語等と動画のリンク、私のブログ内の記事があればそれも紐づけております。 何か心のモヤモヤを解決するヒントが欲し ...