あなたは自分の人生の行き詰まりの原因を自分以外の何かのせいにして他者に依存してはいませんか?
以前の私はそうでした。
今回は、【大愚和尚(たいぐおしょう)の一問一答】の動画の中で【脚下照顧(きゃっかしょうこ)】と【日常の五心】について話されているのですが、これらは自分の問題にフォーカスするためのノウハウだと感じたので紹介させて頂きます。
大愚和尚の一問一答の動画と要約
動画の要約を動画の下に書きましたが、私の解釈も含まれ正確ではないかもしれないので、正確な内容が知りたい方は動画をご確認ください。
▼ 人生の試練をチャンスに変える5つの心がけ
「脚下照顧(きゃっかしょうこ)」という言葉をご存知でしょうか?
「自分の足元を見つめなさい」という意味の禅語です。
足元だけではなく、自分自身を見つめるための警告です。
病気や人間関係において、うまくいかない原因とはなんなのでしょうか?世の中には、いろいろな病気があります。
現代の医学でも、人体の9割がまだ解明されていないと言われています。
病気と心との関係が少しずつ明らかにされてきました。
たとえば腰痛は、その原因の8割が心の持ち方にあるそうです。
強い怒りなどが腰痛を引き起こすのです。あらゆる病気の原因として、その両方が考えられます。
不安定な心の積み重ねから病気が生じることもあります。
それは逆に言うと、「心の持ちようが病気の”改善”か”悪化”かを左右する」ということです。ここでは人生をより良いものにするための5つの心がけ「日常五心:にちじょうごしん」を紹介します。
1、「はい」という素直な心
2、「すみません」という反省の心
3、「どうぞ」という謙譲の心
4、「私がやります」という奉仕の心
5、「ありがとう」という感謝の心
この「日常五心」をぜひ実践してみてください。
心が素直さを取り戻し、幸せをぐっと引き寄せることでしょう。引用元 : 人生の試練をチャンスに変える5つの心がけ
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自分自身を見つめる
【脚下照顧(きゃっかしょうこ)】この言葉の意味は深堀すると、『自分に原因を求めること』のような気がします。
喧嘩両成敗という言葉もあるように、どちらかが100%悪いということはない。
そして、他者を変えるよりは自分の行いを変える方が先々で確実に自分の為になります。
ならば、どんなに相手が悪いと思えることでも、自分に原因を探して、それを改善していくと人生がより良くなる気がします。
日常五心で人間関係をより円滑に
私自身がそんなに実践できていないので理解がとても浅いですが、とりあえずは以下のことを意識してやってみようと思います。
理解したこと、納得したことには「はい」と言い、相手の言葉を受け取ったことを示せば、それだけで相手は安心する。
事実や意図とは違う解釈をされても「すみません」と謝罪することで、相手は自己顕示欲や承認欲求を一時的に満たすことが出来、冷静になってもらえる。
自分には足りている十分なことには「どうぞ」と言って相手に譲ることで、誰かの必要を満たす。
自分にとっての必要さえ満たされていれば、あまったリソースをだれかの為に「私がやります」で奉仕する。
何かを譲られたら、何かをしてもらったら「ありがとう」と言い、感謝の気持ちを示す。
まとめ
というわけで、人生に行き詰まりを感じたら日常の五心を意識した方が良い理由は以下の通りです。
- 人生に行き詰まりを感じたら、自分に原因を求め、その原因を改善することにフォーカスしてみる
- 日常の五心を実践することで、自分の問題に素直に向き合うことが出来て、それは周囲にも良い影響を与える
では、私たちが心にもっと余裕のある人生を歩めますように。
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大愚和尚の一問一答で紹介された心に残る言葉集
このページではYouTubeチャンネル【大愚和尚の一問一答】内で紹介された心に響く仏語や禅語等と動画のリンク、私のブログ内の記事があればそれも紐づけております。 何か心のモヤモヤを解決するヒントが欲し ...