あなたは【適応性】を上手に活かせていますか?
どの資質にも強み使い(バルコニー)と弱み使い(ベースメント)があります。
それらを日頃の生活の中で意識し、強み使いは活かし、弱み使いは対策することで仕事や趣味の生産性や人生の充実感を上げることは十分に出来ます。
このページでは【適応性】の強み使いの活かし方、弱み使いの対策について解説します。
※以下は私の個人的な資質に対しての見解です。
Index
【適応性】の概要
【適応性】の才能(思考、感情、行動のパターン)はこれ!
項目 | 内容 |
---|---|
思考パターン | その時にならないとわからない |
感情パターン | 状況の変化を楽しむ |
行動パターン | 行き当たりばったり |
【適応性】の最大の才能は『状況の変化を楽しみ、対応しようする柔軟性』!
【適応性】のバルコニー(強み使い)
今を生き、今に対応する
【適応性】は、その時にならないとわからない、未来は固定されていない、という考えなので、今に対して柔軟に対応します。
目の前の仕事やタスクもそうですが、人間関係においても、腹の中は別として、どんな人でもそれなりに対応できるという部分もあります。
なので、【適応性】は何が起こるかわからない状況に強いので、変化に強く、本番に強い資質です。
突然の出来事や予期せぬ回り道に怒ったり、嘆いたりする人もいますが、【適応性】はむしろそれらを期待しているのではないでしょうか?
【適応性】は複数のことに同時に注意を払わなければならない場合も、冷静さと生産性を保つことができるでしょう。
周囲の人が動揺していても【適応性】の人は落ち着いて対応できるので、その存在と言動は周囲の人を安心させます。
友人や同僚のイライラをあなたの存在とアドバイスで静めることができるかもしれません。
過去に同じような状況でどうふるまったかを思い出し、もう一度行ってみてください。

【適応性】のベースメント(弱み使い)対策
行きあたりばったりで学び倒す
【適応性】は、今起きていることに対応していくので、川の流れに身を任せるような生き方になり、気づけばまわり道をしているのでは?と感じることが多いのではないでしょうか?
しかし、そのまわり道をすることによって多くの経験や希少な経験をし、人生の鮮やかさだったり、独自性が生まれたはずです。
なので、行き当たりばったりで、失敗しても成功しても、そこから学べるものはしっかり学び、いつでもそれを活かせるよう更に【適応性】を磨きましょう。

どうしても目標や計画にモチベーションがついて行かないときは、誰かに相談し、直近のタスクを整理して、優先度・緊急度が高い順にひたすら処理したり、タスクにゲーム性を持たせて【適応性】を発揮してみるのも手かもしれません。
良いように使われないための対策をする
【適応性】はナチュラルに柔軟性を兼ね備えているので、人に都合よく使われやすい傾向があります。
自分の許容範囲内で応じている分は良いのですが、依頼された仕事を断り切れず、キャパオーバーで疲弊しないための工夫が必要です。
疲弊して全体的に品質を落としてしまったり、納期が間に合わないなんてことになると、長い時間をかけて培ったあなたの実績を傷つけてしまいますからね。
いつ柔軟に対応し、いつ強硬に対応するか、判断できるようにガイドラインを決めておきましょう。

しかし、自分が引き受けなくても、あなたが依頼先を探したり、間に入ってお願いしたりすれば良いだけなので、そこは最後まで【適応性】を活かした柔軟さで対応しましょう。
最後に
【適応性】は、状況の変化を楽しみ、対応しようする柔軟性があります。
それは、状況が変化しても落ち着いて対応する姿勢に表れ、周囲の冷静さを取り戻します。
この素晴らしい資質の強みで、世の中がより良いものになりますように。
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あなたの他の上位資質は何ですか?お友達、同僚の上位資質は何ですか?皆が自分の強みを伸ばし、弱みを補完し合える時代がつくれるといいですね。