あなたは【慎重さ】を上手に活かせていますか?
どの資質にも強み使い(バルコニー)と弱み使い(ベースメント)があります。
それらを日頃の生活の中で意識し、強み使いは育て、弱み使いは対策することで仕事や趣味の生産性や人生の充実感を上げることは十分に出来ます。
このページでは【慎重さ】の強み使いの活かし方、弱み使いの対策について解説します。
※以下は私の個人的な資質に対しての見解です。
Index
【慎重さ】の概要
【慎重さ】の才能(思考、感情、行動のパターン)はこれ!
項目 | 内容 |
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思考パターン | 世の中の表面下には数多くのリスクが潜んでいる |
感情パターン | リスク回避の為の計画をすること、リスクを潰すことで安心 |
行動パターン | リスクを特定し、それが及ぼす影響を推し量り、それから一歩ずつ踏み出す |
【慎重さ】の最大の才能は『リスクに気づきやすい』こと!
【慎重さ】のバルコニー(強み使い)
準備力を高める
【慎重さ】は、最初から着実に結果を出すためにしっかりと準備をする実行力系の資質です。
今までに経験がないことに対して最も発揮されます。
何事もミスなく、漏れなく、確認と準備を行い、精度を高め、成功率を高めます。
そして、動き出す前にそれだけ十分な検討と準備を終えているので、動き出せば迷いが少なく、気づけば先に走っていた人を追い越していることも少なくありません。

しかし、慣れると身体が覚えていますし、つまづきも少ないので、タスクを早く完了させることが出来、気持ちに余裕が生まれ、スピードを保ちながら更なる品質の向上に意識を向けることが出来ています。
デリケートな問題や対立をさばく
【慎重さ】が高い人は自分の言葉が相手に与える影響を考えるので、自分がこれは余計だと思うことは言わない傾向にあります。
そして、【慎重さ】の文字通り、複雑に絡まった糸を丁寧にほどくような作業やデリケートな問題の解決が得意ではないでしょうか?

対立している様子をみると身体がこわばりますけど、覚悟を決めていざ間に入ると【慎重さ】が発揮されて、意外とトラブルなく対立を解消できたりもします。
【慎重さ】のベースメント(弱み使い)対策
やらないではなく、やるために【慎重さ】使う
やるかやらないかで考えていると保守的になって、ついついやらない選択肢ばっかり選び、何も進展がないなんてことも多々あります。
やらないといけない事に関しては、「これリスクしかないけど...やる意味あるのかな?」なんて考えは捨てて、どうしたら出来るのか?を考えましょう。
『なにがリスクか?』『どうしたらそのリスクは回避できるのか?対策できるのか?』まで思考が進めば【慎重さ】の出番です!
高いリスク察知能力を活かし、ミスなく、漏れなく、事を着実に進める為に【慎重さ】を発揮しましょう。
そして、周囲の人になぜ自分が準備に時間を要するのか、何を大切にしているからそうなるのかを伝えておくことも大切かもしれません。

そんな自分を反省し、否定することは減りましたが、どうしてもリスクが見えてしまう...そして、事が進むと予想通りのトラブル発生...事前に対策できたトラブルを事が起きてから自分で対応するストレスといったら...もう...
ある時、大事なのはリスクの伝え方だと気づきました。
リスクを伝えるときは、『成功率を上げる為に、気になることがあるんだけど...』みたいな旨を前置きするだけで周囲の誤解は減るかもしれません。
最後に
【慎重さ】は、リスクに気づきやすいので、着実に成果を出す為に準備をします。
それは、周囲に安心感と信頼感を与えます。
この素晴らしい資質の強みで、世の中がより良いものになりますように。
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あなたの他の上位資質は何ですか?お友達、同僚の上位資質は何ですか?皆が自分の強みを伸ばし、弱みを補完し合える時代がつくれるといいですね。