あなたは【規律性】を上手に活かせていますか?
どの資質にも強み使い(バルコニー)と弱み使い(ベースメント)があります。
それらを日頃の生活の中で意識し、強み使いは活かし、弱み使いは対策することで仕事や趣味の生産性や人生の充実感を上げることは十分に出来ます。
このページでは【規律性】の強み使いの活かし方、弱み使いの対策について解説します。
※以下は私の個人的な資質に対しての見解です。
Index
【規律性】の概要
【規律性】の才能(思考、感情、行動のパターン)はこれ!
項目 | 内容 |
---|---|
思考パターン | 日課や予定表によって状況をコントロールしたい |
感情パターン | 予想外の出来事に対しては嫌悪感、誤りに対しては苛立たしさを感じる |
行動パターン | 本能的に秩序立てている |
【規律性】の最大の才能は『何事も秩序正しく計画し行動すること』!
【規律性】のバルコニー(強み使い)
秩序に基づき習慣化していく
【規律性】は混沌とした状況を嫌い、秩序をもたらし、物事を習慣化、ルーチン化することが得意です。
「これをやろう!」と決めたことは苦も無く続けますし、一旦手を付けると続けない方が気持ち悪さを感じるので、結果的に自然に習慣化されるのではないでしょうか?
複雑な作業を単純化することで思考と動作から無駄を省き、それを習慣化することで一定の生活リズムを築き上げ、日常からノイズを除去します。
こうすることで、生活リズムや仕事のペースを崩さず、いつも一定の質を保った成果を上げることができますし、そういった状況を好みます。
そして、その手順は既に単純化されており、他者も真似がしやすい状態にあるので、結果的に周囲の生産性を上げます。
また、ワークフローや毎日のルーチンワークを忘れがちな人のリマインダーとなったり、そういった人たちをサポートをする仕組みを作ったりすることで、あなたの【規律性】は期待されるかもしれません。

あと、【規律性】が高い方は探し物をしている時間を嫌うので、整理整頓を徹底している方が多い印象です。
【規律性】のベースメント(弱み使い)対策
変更はなるべく早めに教えてもらえるように伝える
【規律性】は自分のリズムを狂わせるような急な変更にかなり抵抗があるはずです。
しかし、その変更の連絡も急ではなく、余裕を持って伝えてもらうことで、自分のリズムを事前に調整することができます。
【規律性】は変更に対応出来ない資質ではありません。
落ち込みから立ち直る方法を見つける
【規律性】はいつものタスクをいつものように淡々とこなし、失敗や品質を落とすようなことは滅多にしません。
しかし、人間ですから失敗することもあるのですが、【規律性】が高い方は失敗したときに必要以上に落ち込むことが多いようです。
この落ち込んだ状態から立ち直る方法を見つけましょう。
世の中の人はそれほど規律的ではないことを知る
そして、世の中の人は【規律性】が高い方ほど、正確でも秩序的でもありません。
なので、周囲の人の無秩序な過程に苛立ちを覚えるかもしれませんが、過程ではなく結果に着目しましょう。
『結果良ければ全て良し』とも言いますし、彼らのやり方でしか生み出されない結果もあるのです。
最後に
【規律性】は、何事も秩序正しく計画し行動します。
それは、周囲に安定と余裕をもたらします。
この素晴らしい資質の強みで、世の中がより良いものになりますように。
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あなたの他の上位資質は何ですか?お友達、同僚の上位資質は何ですか?皆が自分の強みを伸ばし、弱みを補完し合える時代がつくれるといいですね。