あなたは【調和性】を上手に活かせていますか?
どの資質にも強み使い(バルコニー)と弱み使い(ベースメント)があります。
それらを日頃の生活の中で意識し、強み使いは活かし、弱み使いは対策することで仕事や趣味の生産性や人生の充実感を上げることは十分に出来ます。
このページでは【調和性】の強み使いの活かし方、弱み使いの対策について解説します。
※以下は私の個人的な資質に対しての見解です。
【調和性】の概要
【調和性】の才能(思考、感情、行動のパターン)はこれ!
項目 | 内容 |
---|---|
思考パターン | 衝突や摩擦から得るものはない |
感情パターン | 感情的な議論の場はとても居心地が悪い |
行動パターン | 全員が賛同出来る実用的で地に足の着いた事柄を選択する |
【調和性】の最大の才能は『周囲の人の意見から共通点を導き出し調和を図ること』!
【調和性】のバルコニー(強み使い)
対立を解消し全体の方向性を合わせる
【調和性】は対立を嫌い、皆が同じ方向性で同じ歩調で事を進めている状況を好みます。
ですから、場の空気を読み、対立しないように立ち振る舞います。
既に誰かと誰かが対立している状況では、両者の間に入り、意見を注意深く聞きます。
そして、主張の共通点や両者が同意できる案を導き出し、対立を解消し、皆の方向性を統一しようとします。
対立している両者の考えをどう思うか、彼ら以外の人たちにも聞いてみましょう。
会話に参加する人数を増やせば、全ての人が同意する部分を見つけやすくなるはずです。
そういった、方向性と歩調を合わせる【調和性】の働きによって、着実に前進するチームや組織作りが出来ます。
【調和性】は、チームや組織内でバランサーとして才能を発揮するのです。

中には話し合いをないがしろにし、単独行動を重要視する人もいるかもしれません。
そのような方に、組織やチームでは最低限の方向性や歩調を合わせることの重要性を、簡潔かつ効果的に伝える方法を学びましょう。
【調和性】のベースメント(弱み使い)対策
自分の意見を隠し過ぎない
【調和性】はその場の空気に波風立てたくないので、言いたいことを我慢し過ぎる傾向があります。
その言いたいこととは、おそらく他の上位資質に影響するものでしょう。
そうすると、他の上位資質を抑え込む形になり、それはそれでストレスを抱えてしまいます。
その場の空気で考えず、長い目でみたときに「言わねばならない!」と感じたときは少し【調和性】を緩めて、発言することも大事です。

正面から対峙することで、問題の本質に一歩近づき、解決の道筋が見えてくるかもしれません。
最後に
【調和性】は、周囲の人の意見から共通点を導き出し調和を図ることが出来ます。
それは、その場に対立の少ない平和と安定をもたらします。
この素晴らしい資質の強みで、世の中がより良いものになりますように。
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あなたの他の上位資質は何ですか?お友達、同僚の上位資質は何ですか?皆が自分の強みを伸ばし、弱みを補完し合える時代がつくれるといいですね。