あなたは【個別化】を上手に活かせていますか?
どの資質にも強み使い(バルコニー)と弱み使い(ベースメント)があります。
それらを日頃の生活の中で意識し、強み使いは活かし、弱み使いは対策することで仕事や趣味の生産性や人生の充実感を上げることは十分に出来ます。
このページでは【個別化】の強み使いの活かし方、弱み使いの対策について解説します。
※以下は私の個人的な資質に対しての見解です。
Index
【個別化】の概要
【個別化】の才能(思考、感情、行動のパターン)はこれ!
項目 | 内容 |
---|---|
思考パターン | 個々の違いや強みに注目 |
感情パターン | 人を一般化したり、類似化することに嫌悪感 |
行動パターン | 本能的に人の言動を観察 |
【個別化】の最大の才能は『個々の違いや強みを見抜く観察力』!
【個別化】のバルコニー(強み使い)
みんな違って、みんな良い...それを知ってもらおう
個々の違いを見抜くことに長けた資質により、真の多様性とは性別や国籍等ではなく、それぞれの人の間の微妙な違いにあることを知っています。
その人の良い特徴を本人に教えてあげることで、自己肯定感を上げて、自分の才能を意識し、花を開かせるきっかけを作ることができるでしょう。
【個別化】は、その人の中に眠った才能に光を当てるのです。
他者が類似性を探していたら、あなたは独自性を重視してください。
あなたの【個別化】による貴重な視点で個々の才能やスキル、知識によって役割を任せ、なぜその人にその役割なのか説明しましょう。
あなたが心から彼らの為を思っていることに気づくでしょう。
そして、みんな違って、みんな良い...そんな姿勢が、周囲に「このままでいいんだ」と安心感を与えます。

ですので、その人の独自性や個性、強みに光を当て、それに気づいて欲しいし、それを尊重してほしいし、伸ばしてほしいと強く願います。
個々に合わせた接し方でパフォーマンスアップ
【個別化】の人は、一人ひとりがどんな環境で、どんなやり方で、どんな関わり方で光り輝くのかを知っています。
人によって必要なもの、やる気にさせるもの、またはその行為が違うことを同僚や友人に気づかせましょう。
人種、性別、年齢といった枠にとらわれず、一人ひとりを『個』として扱う【個別化】の人は、説明をされなくても『多様性』の真の意味を知っています。
一般的な情報や理論よりも、【個別化】を使って特定の相手に響きやすいような具体性のある実生活に基づいた話をすると良いでしょう。
その方が、あなたのプレゼンやスピーチには説得力が出ます。

【親密性】も上位なのでそうやって信頼を得たり、関係を深める作業を無意識にしていたんでしょうね。
【個別化】のベースメント(弱み使い)対策
差別では無く、区別であることを説明する
【個別化】が高いと、自然と個々に合わせた接し方が見えてくるので、個別対応をする傾向にあります。
関係者を集めて一度に簡潔に説明すればよい説明を、個別で丁寧に対応することに時間を割きたいと感じるかもしれません。
その行為自体は決して悪いわけではないのですが、周囲の関係者はその行為を『えこひいき』だと感じたり、『時間にルーズ』な人だと思い、苛立ちや不満を感じる人もいるかもしれません。
自分自身に自分がしようとしていることは差別ではなく区別なのかを問い、区別であるならそれを皆に説明し、誤解を解きましょう。

しかし、時間が限られているときは、ひとまず関係者全員を一か所に集まってもらうかメールを一斉送信し、同じ説明をして、質問されたときだけ【個別化】を発揮するようにして時間の節約を図っています。
最後に
【個別化】は、個々の違いや強みを発見し、それを受け入れます。
それは、相手にありのままの自分で居ても良いという安心感を与えます。
この素晴らしい資質の強みで、世の中がより良いものになりますように。
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あなたの他の上位資質は何ですか?お友達、同僚の上位資質は何ですか?皆が自分の強みを伸ばし、弱みを補完し合える時代がつくれるといいですね。