あなたは【回復志向】を上手に活かせていますか?
どの資質にも強み使い(バルコニー)と弱み使い(ベースメント)があります。
それらを日頃の生活の中で意識し、強み使いは活かし、弱み使いは対策することで仕事や趣味の生産性や人生の充実感を上げることは十分に出来ます。
このページでは【回復志向】の強み使いの活かし方、弱み使いの対策について解説します。
※以下は私の個人的な資質に対しての見解です。
Index
【回復志向】の概要
【回復志向】の才能(思考、感情、行動のパターン)はこれ!
項目 | 内容 |
---|---|
思考パターン | あるべき姿と現状からギャップを測る |
感情パターン | 問題解決が大好き |
行動パターン | あるべき姿と現状のギャップを埋める |
【回復志向】の最大の才能は『問題解決に対する積極性』!
【回復志向】のバルコニー(強み使い)
元の状態に戻す才能で他者貢献をする
【回復志向】は、物事のあるべき姿を想像し、現状と比べて足りないところに目を向け、そのギャップを埋めようとします。
問題が起こると、必ず解決できると信じ、あるべき姿を想像し、その状態に戻そうとするのです。
【回復志向】は、問題の大小に関わらず解決したくなります。
それは、小さな問題でも放置することで取り返しのつかない大きな問題になることを知っているからかもしれません。
【回復志向】は、誰かが困っていたり落ち込んでいたりすると声をかけたくなります。
元の状態に戻ってほしいと願い、見捨てることなくサポートするのです。
事が起きたときに多くの人が、その問題を避けたり混乱している中、問題と向き合いモチベーション高く対応するその姿勢は周囲に頼もしさと信頼を与えるでしょう。

回復志向を自分の成長に使う
自分が目指しているあるべき姿を具体的にイメージすることで、現状とのギャップを埋めていく【回復志向】の才能が刺激され、自分がなすべきことが明確になり行動に移しやすいのではないかと思います。
最終的に自分はどうなりたいのかを言語化し、明確にしておきましょう。
知識を高め、スキルを磨く方法を考えましょう。
自分に欠けているものを特定し、それを埋める講座をとりましょう。
【回復志向】のベースメント(弱み使い)対策
ダメだしする前にワンクッションおく
【回復志向】は欠点に意識が向きがちなので、ダメ出しをし過ぎる傾向にあり、ただ否定されたと感じる人もいるかもしれません。
【回復志向】がダメ出しをするときは、あるべき姿が見えていることが前提だと思うので、そのあるべき姿を先ず共有してからダメ出しをすることで、否定ではなくアドバイスであることを認識されやすくなるかもしれません。
更に、ギャップを埋めていく才能を活かし、あるべき姿に対してどこまでできるようになったかも伝えると良いでしょう。
多くの人は、【回復志向】の人ほどあるべき姿と現状とのギャップが見えていません。
その当たり前のように見えている前提を伝えることで、周囲の人のあなたの言葉の受け取り方がかわるでしょう。
あとは、どこまでいっても欠点のない人はいないので、自分や他者を責め過ぎているなと感じたら【回復志向】を緩めましょう。

最後に
【回復志向】は、問題解決に対して積極性があります。
それは、物事を本来のあるべき姿に戻し、周囲の人に安定と安心をもたらします。
この素晴らしい資質の強みで、世の中がより良いものになりますように。
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あなたの他の上位資質は何ですか?お友達、同僚の上位資質は何ですか?皆が自分の強みを伸ばし、弱みを補完し合える時代がつくれるといいですね。