ストレングスファンインダーの存在を知ると同時に、その結果を120%活かすにはプロのコーチングを受けると良いらしいことは知ってはいましたが、当時の私には気軽に払える金額では無かったのでしばらく検討していました。
しかし、ストレングスファンインダーを知れば知るほど、このツールに可能性を感じたので思い切ってコーチングを受けてみました。
今回は、コーチングの振り返りを兼ねて、どんなメリットがあったのか?
どんな人がコーチングを受けると良いか?
逆にこういう人は受けない方が良いだろうなと思ったことをお話ししようと思います。
▼ 実際に受けたコーチングのコース
参考3ヶ月集中プログラム | 株式会社ハート・ラボ・ジャパン
▼ その他
参考ストレングスファインダーを受けるメリットを3ヶ月経った私がまとめてみました
Index
実際のプロファイリングとコーチング内容を少しだけ
原点思考(2位)×個別化(6位)について



実は私は【慎重さ×親密性】が高い影響で、知らない人に自分の過去を聞かれてもあまり喋りたがらないので、逆に他者の過去を聞くことにもすごく抵抗がありました。
だから、この時は『人の過去が気になる』ことに対してあまり納得がいってなかったですが、プロファイリング後の生活の中で気づいたのは、【原点思考×個別化】で人の過去が気になる瞬間が多いからこそ、【慎重さ×親密性】から生まれる反する思考癖との葛藤が多くなり、プライベートな過去を聞く行為により強い抵抗感を感じていたのだなと思いました。
あと、その時に感じたのは「あー、こうやって自己理解・自己肯定力が上がっていくのかー、コーチング恐るべし...」という感想でした。
運命思考(3位)について

確かに、【ポジティブ(32位)】が低い私には『良いことも悪い事も全てのことには意味がある』と思えるこの資質がないと精神的に辛すぎる人生でした。
ネガティブな出来事は【運命思考(3位)×原点思考(2位)×慎重さ(5位)】で「将来、大けがしないように、今、小さくけがをしたんだろうな、良かった良かった、対策しとこ」とポジティブに考えられます。
ポジティブな出来事には【運命思考(3位)×慎重さ(5位)】で「上手くいきすぎてないか?調子に乗って怪我しないようにしとかないと」と考えます。
私にとって、【運命思考】は人生の節目節目でふんどしを締め直すような、人生全体のお守りのような大切な資質だと気づきました。
「『人生全体』に影響を与えている」と言われてなかったから気づけなかった視点かもしれません。
着想(1位)×分析思考(10位)について

なので、【着想】から生まれる独創的で非論理的なアイデアを【分析思考】の論理的な説明で周囲の人に説明出来ることによって、他の人が納得感を持ってそのアイデアを扱いやすい、そういった使い方もできると思います。

学生の頃は、論理思考がとても苦手で、時間が経ってもそこにかなり劣等感を抱いてしまっていたからか、ストレングスファインダーで【分析思考(10位)】の結果を見せられてもなぜか受け入れられない自分がいました。
しかし、結果につなげる技量が今は足りていないだけで、思考癖としては確かにあることを認め受け入れることで『才能』として認識し、育てることで『強み』となるんだなと感じていますし、【学習欲(4位)】【慎重さ(5位)】と組み合わせて日常生活で意識して使うことで【分析思考】は『才能』から『強み』に昇華している実感があります。
「こうやって自己理解・自己肯定力が上がっていくのかー、コーチング恐るべし...」二回目(笑)
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信頼できる情報の安心感と豊富な経験と論理性からくる説得力
そもそも、なぜ私がコーチをハート・ラボ・ジャパンの知識さんに依頼したかというと...
- どうせやるならしっかりと成果を得たかったのでコーチングの経験が豊富そうな人が良かった
- 正確なストレングスファインダーの情報をもとにコーチングを受けたかったのでストレングスファインダー認定コーチであること
- 感情論より論理性のある説明をしていただける方がよかった
- 私の【着想(1位)】が暴走しても、知識さんの【調和性×アレンジ×適応性】でなんとかしてくれそうな安心感(笑)
結論からいうと、上記の件は全て私が望んでいた以上の結果でとても満足のいくコーチングでした。
【慎重さ×分析思考】を活かして慎重に論理的に選ばせてもらったのが功を奏してよかった(笑)
上記以外の話をすると、コーチング自体始めて受けたのですが、やはりコーチとクライアントがストレングスファインダーの資質という共通言語を使っての会話になるので色々と安心できることが多かったです。
具体的に言うと、もちろん知識さんの技術があってこそだとは思いますが、資質をベースにしたコーチングなので、こちらも質問がしやすくその返答も理解しやすいせいかコーチング後の自分の行動への落とし込みがしやすかったです。
あとは、コーチングとコーチングの間もある程度は自分でストレングスファインダーの資質について本やネットで勉強できるので、一回一回のコーチングの質は自分の努力次第でより高めることが出来るように思いました。
短時間で自分の才能がより明確になる
今回のコーチングがサイトや書籍から学ぶのとは違う理由は主に以下の点だと思います。
- 自分の資質にフォーカスした内容が中心なので密度が濃い
- ストレングスファインダーを使った豊富なコーチング経験からくる他の資質との比較の説明で、自分だけの才能や強みがより明確になる
- 自分で強みを理解していても、その道のプロから背中を押されるのとそうでないのでは自己肯定力が雲泥の差
- プロの『問い』による深いレベルでの自己理解とコーチング後の意識の変化からくる行動の変化
あと、一番のメリットはコーチングを重ねるたびに自分が向き合うべきことに焦点があっていく体感を得ることだと思います。
コンサルとは違うので、基本的には自分の課題は自分で見つけて、自分で対策を考えるのですが、ちゃんとクライアントが向き合うべき課題に焦点が合っていくように信じて『問う』のがプロのコーチのなせる技ですね(凄く説明が難しい...)。
長い目で見るとワークショップでも似たような経験を得られるとは思いますが、やはりマンツーマンのコーチングなのでそのスピードが違います。
コーチングに向いている人と向いていない人
向き不向き | 詳細 |
---|---|
向いている人 | 何か本気で変えたい現状がある方 素直な気持ちで会話が出来る人 |
向いていない人 | ストレングスファインダーだけで適職を絞り込もうとしている人 他責思考やクレーマー体質の強い方 |
やはり、変えたい現状があった上で素直に会話ができないとコーチングを受ける意味がないでしょうね。
素直というのは、アドバイスを鵜呑みにするということではなく、言われたことにひっかかりがあるなら素直にそう言った方が良いということ。
(んー、この辺りはその人の資質次第なのかな...)
そうやって会話を繰り返すことで『自分の発する言葉』に気づけるし、コーチもそれを手がかりに違う角度から問われるでしょうから。
適職に関してですが、ストレングスファインダー自体は、才能(思考癖)を知って、可能性を広げる使い方に向いているので、資質だけで職業に対して合う合わないを判断するのは適切だとは思えません。
もし、就職や転職にストレングスファインダーを使うのであれば、職業ではなく自分に合う職場(環境)探しに使ったほうが良いです。
こういう自分を受け入れてくれて、活かせる環境を絞り込むという意味で。
他責思考、クレーマー体質の方がコーチングに向いていない理由についてですが、先ずはそういう方々は自分の行動を変える気が無いので論外だと思っていて、んーなんというか少し上で触れましたが、コーチングはコンサルではなく「あーしなさい、こうしない」って言われないので物足りなさを感じて文句を言いそうだと思いました。
コーチングに抵抗がある方はプロファイリングだけでも受けた方が良い
コーチングはよくわからないけど、自分の才能について資質を通した理解を深めたいという方は資質のプロファイリングだけ依頼しても良いかもしれません。
プロファイリングだけでも全く自己理解のレベルが変わってくるのでストレングスファインダーを受けただけになっている方は受けることをお勧めします。
あと、今回このブログを書くにあたってプロファイリングしていただいたときの録音データを聞き直しましたが、せっかくの強みを忘れていることが多々あったので、個人的には自分を見失っているときに聞き直すと効果てきめんかもしれないです。
特に私みたいな【着想】が暴走すると思考が迷子になりやすい人は、プロファイリングの録音データは立ち返れる場所のような役割かもしれません。
という私は【原点思考(2位)】だからか、自分の原点に戻った感覚でリフレッシュできました。
というわけで、ストレングスファインダーを使ったコーチングに興味が沸いた方は検討してみてください。
私は先に挙げた理由で知識さんにコーチを依頼しましたが、他にもコーチはいらっしゃるので以下の参考サイトから自分と合いそうな方を探してみてはいかがでしょうか?
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